10年目の今日に思うこと<3.11>

こんばんは、Kirinです。

今日は少し思い出話です。

今日、2021年3月11日で東日本大震災から10年です。

まずはこの震災で犠牲になった方々のご冥福を心からお祈りいたします。

10年前の今日、地震のその瞬間。
私はたまプラーザで友人と少し遅めのランチを取っていました。

友人には、1週間後に控えた舞台のチケットを渡すのが目的で会い、ランチ。
高島屋の地下でした。

当時、ダンサーKirinはまだ独身でまだバイトもしていました。
そのランチの後はバイトに行く予定で、
今でも強く覚えているのは、ものすごくバイトに行きたくなかったこと。

その理由は、ただの惰性です。

あー、バイトか・・・お金必要だから仕方ないけど、今日も朝からレッスンで踊って疲れてるしめっちゃ行きたくないな・・・

くらいの、本当に下らない理由です。

そこで不謹慎にも思っていたことは

あー、地震とか起こって電車止まればバイト行かなくて済むのにな・・・
このまま楽しくランチとお茶してたいなー

その数分後に本当に地震が起こって

しかも半端ない規模でたくさんの人が犠牲になることも想像せずにそんなことを思っていたのです。

そして、まさかの本当にやってきた地震。

想像を絶する、桁違いのやつ。

未曾有の被害を有無事態が起こったことに、

私はなんて最低なことを望んだのだ。

自分を恥じて呪って、

「地震が起こればいいのに」などと一瞬でも思ったことを後悔しました。

そして、今でも後悔しています。

希望通り地震は起こって、全ての電車はとまりました。
バイトは本当に行っている場合じゃなくなりましたし、
いく手段さえ、もはや連絡手段さえなくなっていました。

家にさえ、帰れなくなりました。

ついでに言うと、その日友人に渡していたチケットの公演もなくなりました。

もちろん、わかってます。
私は魔法使いでもなんでもないですし、望んだからと言って地震を起こす力なんてありません。

あの大震災が起こったのは、私が地震を望んだから起きたわけではありません。

地震が起きたのは「誰かのせい」ではないんですけど。

でも、自分のせいなんじゃないかと思いました。

本当に怖かったです。

目の前のことから逃げたいと言う自分の弱さから望んだことが、想像以上の規模で本当に起こってしまったこと。

当時付き合っていた彼の家までなんとか夜中に辿り着き、彼は帰宅できなかったので一人で朝まで震えながら夜を明かした記憶は鮮明に残っています。
ごめんなさい、ごめんなさいと心の中で何回も唱えながらなんとか被害が広がらないで欲しいと願いました。

古いアパートだったので、余震でものすごく揺れました。

いまだに、小さな地震も怖いです。
それはただのビビリだからかもしれないですけど。

そんな10年前の震災の経験を経て、その後の人生は明らかに変わりました。

あーあ、バイトなんか嫌だな、と思わなくていいように、自分が売れればいいんじゃないか。
ダンスで、舞台で仕事を取ればいいんじゃないか。
自分がそれをできてないから、バイトしてるのに、そのバイトを行きたくないとか、そんな中途半端な人間が、天災を望んでバイトに行かなくてもいい大義名分をえようとするなんて、自分ゴミか!!!

と、強く思ったその日をさかいに一揆奮闘。

翌年の3月11日には全てのバイトをやめて舞台とダンスだけで生活できているKirinがいました。

現在の旦那キリンにも出会って、震災から3年後の2014年の3月11日には現在の旦那キリンと夫婦で黙祷していました。

家を建てる計画も、あの震災を経験していなかったらハザードマップや耐震構造もあまり気にせず建てていたかもしれません。

あの震災がなかったら、今のKirinも、ダンサーとしてのキャリアも、今のおうちもなかったのかもしれません。

あの震災を通して、自分の中の弱さとか、愚かな考えとか、将来のこととか、生かされている意味とか考えました。

あの時、たくさんの舞台が中止になりました。

でもなんとか乗り越えました。

その分、強くもなりました。

私もあの震災がなければだらだらとバイト兼業の売れないダンサーだったかもしれません。

大きな悲劇の中には
忘れていいこと、忘れるべきこと、忘れてはいけないことがあると思っています。

私が忘れてはいけないのは、その時の後悔、強く未来に持っていこうと思った決意、そう言うものだと思います。

逆に忘れていいのは、その時の痛み。

痛みは、忘れた方がハッピーです。
痛みの経験値を忘れなければ、痛いことは忘れてもいいのだと思います。

今もまだ復興の最中にある東北の方々の辛い痛みが1日も早く消えますように。

10年と言う節目の年に、新型コロナという新たな敵もいるけれど、絶望だけはしたくないなと思います。

自分の弱さから逃げてはいけない。

あまりに大きな犠牲でそんな当たり前のことに気づいただけかよ、

と言われそうですが、自分にとっては毎年自戒の日です。

最後にもう一度、ご冥福と1日も早い東北の復興を願って。

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この記事を書いた人

桧家住宅にてマイホームを建築中の施主Kirinです。
0歳と4歳、どちらも男の子2児の母です。
夫とともに元ダンサー、現ヨガとピラティスインストラクターです。
結婚した時からの悲願は自宅にスタジオのついてるマイホームを建てること。この度桧家住宅さんスマートワンカスタムにて夢のマイホーム計画を実現させることになりました!
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